見積りに大きく影響する浴室は在来かUBか(CG画像)

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先週の打ち合わせ、二つ目は浴室(お風呂)について話し合いました。

お風呂・・・うーん特にコダワリはないのですが・・・見た目がオシャレなら!

と、思っていましたが、やはり色々見てしまうと「こっちの方(高い方)がいいね」とどんどん欲が出て来てしまいました。

そして「注文住宅の金額はキッチンと水回りで大きく変わる」と某HMの営業マンに言われたのですが、まさにその通りでした。

ユニットバスか在来浴室か

ユニットバスと在来浴室の違い

そもそもユニットバスって何でしょう。

元々お風呂は全て在来工法で作られていました。在来工法というのはお風呂に一つ一つタイルを手作業で張って・・・というようにかなりの手間と時間がかかっていたのですね。

1964年の東京オリンピックの前に急いで建設が進められていた紀尾井町のホテルニューオータニで、何とか内装工事を簡略化できないかということになり、TOTO等が開発したのがこのユニットバスです。

建設現場ではなく、工場などであらかじめ成型しておいて、バラして現場へ持っていき、組み立てるだけ・・・という画期的な工法でした。

ユニットバスの開発により、工期の短縮、大量生産が可能になったことによるコスト削減、人件費削減、防水性が高くなったなどなど・・・まさに良い事尽くめ。

ただもちろんデメリットもあります。

ユニットバスは大きさ形が決められているので意匠性の面から見てあまりよろしくありません。そしてサイズも決められているが故に無駄なデッドスペースが出来てしまったりします。ドアや窓の位置も自由に決められません。

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現在のマンションはユニットバス

 

新築マンションにあるいわゆる普通のユニットバスです。売り出していた時は「ホテルライクなお風呂」と銘打っていました(笑)。ホテルはホテルでもビジホじゃないの?って感じです。

TOTOのユニットバスですがおそらく定価は80万円くらいで実際の価格は30万くらいではないでしょうか・・・(素人の勝手な想像です)。

(所謂高級億ションにはもっと良いクラスのユニットバスが入っていたり、最近出てきた(?)オーダーユニットバスという高価格の浴室がはいっていることもあるようです。)

このユニットバスには東京ガスのミストサウナだの衣類乾燥だの色々と機能がついていますが、はっきり言って全然使いません。ミストサウナなんて引っ越した当時子どもが喜ぶかなと思って1~2回使った程度です・・・。

ユニットバスでも上位クラスは結構オシャレ

 

例えばリクシルのスパージュやPanasonicのLクラスなど。

 

※画像はリクシル公式サイト(https://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/unit/)よりお借りしました

 

ガラス扉だし壁のタイルも安っぽくない。夫婦でこれでいいんじゃないか!?という話になっていました。

 

ところで、立川にはリクシル、TOTO、パナソニック、ハウステック、クリナップなどなど水回り系のショールームが数多くあります。ちょうどその頃たまたま立川へ行く用事があったのでついでにスパージュとパナソニックのLクラスのバスを見てくることにしました。

 

リクシルに入ってすぐの場所にスパージュが展示されていました。そのスパージュを見てみて・・・

 

 

夫「・・・・・・・・・・・・・」

 

私「・・・・・・・・・・・・・」

 

 

んーーーーーーーーーーーー

 

 

オシャレです。オシャレなんですけどね。やっぱりユニットバス感が強かったです(汗)

 

夫が「いやー・・・やっぱり在来がいいわ」と・・・。ほとんどシャワーしか浴びないくせに(笑)

 

ちなみに展示されていたスパージュはオプション(TVモニターとか・・・)など全て含めて250万くらいしていました。250万なら、普通レベルの在来浴室が作れそうです。ぶっちゃけモニターだのジェットバスだのは一切不要なので、オプションを全くつけなければもっと安く済みそうです。

スパージュも高級感があって悪くないのですけどね…。うーーむ、実際どちらが良いのでしょう・・・?

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在来工法の浴室ってどうなの?いくらくらいかかるの?

私達が在来工法の浴室という存在を知ったのは、夫が新人の頃。上司(←金持ち)のお宅のホームパーリーに招かれた時に見た浴室がまさに在来工法の浴室だったようです。

 

「おおげさじゃなく、5帖くらいあったぞ」

 

と言っていました…。

 

それはいくらなんでも広すぎだと思いますが(汗)。その位広いとユニットバスでは無理ですね。今まで見てきたテラジマアーキテクツのOB宅では、ほとんどが在来浴室でした(オシャレな浴室ばかりでした・・・)。

在来工法の一番のデメリットは何といってもコスト!選ぶ素材などによって金額は青天井です。個人的には置き型のバスタブのお風呂なんてオシャレだなぁ~と思っていたのですが、色々な人からの反対にあって諦めました(笑)

 

 

置き型バスタブ。オシャレすぎます(^^;
いいな~いいな~。

そして夫の希望は和風のお風呂。

 

良く行く東急ハーベストクラブのお部屋の露天風呂。これはこれでオシャレなんですけどね~。

在来浴室orユニットバス、結局どちらに決めたのか?

 

打ち合わせの時にリクシルのショールームでスパージュを見てきたことを設計士さんにお話しして「スパージュも結構高いですよね?」と聞いてみたのですが、設計士さん曰く国産メーカーのUBはだいたい大幅に値引きされますよ、とのこと…。

 

えー、そう考えるとやっぱりスパージュの方が良いのかな…。在来だとどんなに最低ランクでも250万は覚悟しなければなりません。

 

 

度重なる家族会議の結果・・・

 

 

 

やはり在来浴室にすることにしました!!

 

 

私が希望していた置き型バスタブのリゾート系も、夫が希望していた和風のお風呂ももちろん無理ですが、なんとか少ない予算内で設計士さんには素敵なお風呂をつくってもらいます!

 

在来浴室のイメージパース

 

後日・・・設計士さんが作ってくれたCG画像がコチラ↓

本当は大きなガラス窓が良かったのですが、プライバシーの事などを考慮してこの形になりました。我が家は娘2人ですし・・・1階のお風呂ですし・・・ね・・・。

2019年6月追記:浴室完成しました

完成したのでweb内覧会の記事をどうぞ↓

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在来浴室 bathroom
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